iron tripod stool
店舗でのミーティング用に制作した三つ足のスツール
海外のアトリエで使われている古いスツールをイメージして
鉄とタモ材を使用し材料の厚みや脚の開き角度、パイプの太さなど無骨になりすぎず、繊細すぎないバランスで
鉄脚はあえて無塗装で、座面は亜麻仁油を塗り込んで仕上げました。
3本足のスツールは古くから工房やアトリエなど床がフラットでない場所でも
職人が安定して座れるように使われてきたもので
トライアングルはミニマムでありながら強度もある美しい構造。
ミーティング用なので低すぎず軽く腰をかけられるよう座面の高さにこだわって制作しました。
鉄部はアーク溶接で一箇所ずつ溶接
普段の指輪作りではロー付けというガス溶接に近い技法を使いますが
サイズ感が違う金属の加工も作業の合間で良い気分転換になります。