brass & gold rings
オーダ制作、ヴィンテージ感のあるマリッジリングです。
左側、メンズリングは真鍮をベースに制作し内側に K18 のイエローゴールドを重ねて張り合わせた2層構造。
右側、レディースリングは K22 ブラウンゴールドの甲丸リングです。
表面は全体に金槌で凹凸をつけて、ツヤのないマットな質感に仕上げました。
メンズリングで使用している真鍮という素材は古くから金の代用品として使用され、管楽器や工業製品などでもよく使用されている金属です。
この真鍮は、鉄などと同じく空気中の酸素や水分によって表面が酸化、変色するため古びた独特の雰囲気になります。
今回のようにリングの素材として真鍮を使用する場合は、真鍮独特の色味や変色の雰囲気を活かしながら、変色によるデメリット(肌に変色した色が移ってしまったり、金属アレルギーがおきてしまうなど)を極力和らげられるよう、肌に密着する内側部分はK18のイエローゴールドでカバーするという方法をご提案し、制作をさせていただきました。
内側の刻印は小文字のイニシャルと日付を対面に配置して打刻させていただきました。