K10 yellow / K14 red gold
シンプルな平打ちのマリッジリングです。
素材は 左側、メンズリングがK10のイエローゴールド、
右側、レディースリングはK14のレッドゴールドで表面はヘアラインのマット加工です。
K10やK14とは金(ゴールド)の純度を表す表記で、K24を最高値として数字が低いほど金の純度が低くなります。
つまり、K24がほぼ100%の金(ゴールド)でそれ以下は合金 (複数の素材が混ざった金属) ということになるのですが、
リングの素材として金を用いる場合には硬さや色味など都合にあった金種を選んで製作をします。
日本では硬さと色味 (黄色み) のバランスが良いK18が多く使用されていますが、実はヨーロッパなどではK14やK10なども人気がある素材なのです。
これら (K10やK14) はK18と比較すると硬度が高く硬い素材のため、傷や歪みに強いという特性があり、
また色味は金の純度が低くなるにつれ黄色みが薄くなります。
今回のようなK10イエローゴールドの場合は落ち着いた色味になり、K14レッドゴールドの場合は赤みが強調された色になったりと
金(ゴールド)と一言に言っても純度や色味の違いでいろいろな個性があり、シンプルなデザインのものほど素材のこだわりが生きるものになります。