black rings
黒い結婚指輪です。
左側、メンズリングは925シルバーのいぶし仕上げ。
いぶし仕上げとはシルバーの表面を硫化剤を使用し、化学反応によって黒くする仕上げ方法です。
市販のアクセサリー等でも陰影を強調したい場合などにくぼんだ部分を硫化させて黒く仕上げた商品などがありますが
今回は表面全体を黒くした後、内側のみ磨きをかけて銀色に仕上げました。
加工は小さめのミル打ちを3本ライン状に入れミル打ちとミル打ちの間はザラつきのあるマット加工に。
右側、レディースリングはK10のイエローゴールドでリングを制作。
K10などのゴールド系の素材はシルバーと違い、硫化等の化学反応で黒く変色させることができないため
表面はブラックロジウムというメッキ加工で黒く仕上げました。